Square リテールPOSレジで一斉棚卸を行う
在庫集計について
一斉棚卸は、在庫全体に対する一斉会計であり、各商品の数量が物理的に検証され、記録されたデータと実際の在庫レベルが一致するように文書化されます。
また、一斉棚卸が終わったら、集計のレビューと承認が必要です。集計数を送信してレビューする前に、手元にある全商品をカウントしたかどうか、もう一度確認してください。
はじめる前に
一斉棚卸はSquare リテールPOSレジアプリから実行でき、Square データやSquare リテールPOSレジアプリからは一斉棚卸をレビューできます。
循環棚卸が進行中の場合、一斉棚卸は実行できません。一斉棚卸は、1店舗内の商品すべての集計を目的としています。そのため、未集計の在庫はゼロに設定されます。未集計の商品が在庫ゼロに設定されないようにするには、循環棚卸を利用することをお勧めします。
循環棚卸は、在庫の一部を定期的に集計して、正確な在庫レベルを維持し、不一致を特定する定期的な点検プロセスです。各商品バリエーションごとに、少なくとも90日ごとの循環棚卸を行うことが推奨されています。
Square リテールPOSレジプラスを利用して、定期的に在庫集計を行い、正確な在庫レベルを維持できます。
一斉棚卸を行う
一斉棚卸を行うには、複数のオプションがあります。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- [在庫数をカウント] > [一斉棚卸] の順にタップします。
- 画面上部の検索バーをタップし、該当するバリエーションを選択したら、[続行] をタップします。
- [商品バリエーション] をタップし、数字キーで数量を入力したら、[チェックマーク] をタップします。
- すべての該当するバリエーションに、このプロセスを繰り返します。
- [進捗状況を送信] > [確認] の順にタップします。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- [在庫数をカウント] > [一斉棚卸] の順にタップします。
- 対応機種のバーコードスキャナーまたはiPad/iPhoneの内蔵カメラを使用し、商品をスキャンします。
- 同じ商品が複数ある場合は、1つずつスキャンするか、画面上の商品リストをタップして数字キーで数量を入力します。次に、[チェックマーク] をタップします。
- すべての該当するバリエーションに、このプロセスを繰り返します。
- [進捗状況を送信] > [確認] の順にタップします。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- [在庫数をカウント] > [一斉棚卸] の順にタップするか、すでに対応中の一斉棚卸を選択します。
- 画面上部の検索バーをタップして、検索バーの横にある [フィルター] アイコンをタップします。
- 棚卸する商品カテゴリを選択して、[結果を表示] をタップします。
- 結果一覧から特定の商品を選択するか、[すべて選択] をタップします。
- 商品の選択が完了したら、[確認] をタップします。
棚卸セッションに商品を追加したら、商品またはバリエーションをタップして数量を入力します。すべての商品の集計作業が終わったら、[進捗状況を送信] をタップして作業を保存します。
複数のデバイスを使用して、一斉棚卸を行えます。Square リテールPOSレジアプリを使って複数のデバイスで一斉棚卸を行うには、以下の手順を行います。
- メインのiOS端末で [在庫数] タブの [在庫数をカウント] をタップし、一斉棚卸を開始します。
- 最初の端末で一斉棚卸を開始した後、2台目以降の端末で [在庫] > [在庫数] の順にアクセスします。
- 在庫数の一覧で、「対応中」と表示されているメイン端末で作成した [一斉棚卸] をタップします。ご注意:各端末を一度に同じ一斉棚卸に対応させるには、2台目の端末で一斉棚卸を新規作成しないでください。
- 一斉棚卸の詳細画面では、[商品をカウント] または [集計サマリーを表示] を選択できます。2台目以降の端末にも、[カウントを削除] や [レビューを開始] のオプションが表示されますが、集計が進行中の際は動作しない場合があります。
複数デバイスによる在庫カウントは、一斉棚卸でのみ可能です。複数のデバイスで一斉棚卸を行う際は、Square リテールPOSレジアプリにログインし、同じ店舗に割り当ててください。
一斉棚卸は、画面隅の [在庫数] の隣にある [X] をタップするといつでも保存またはキャンセルできます。「変更を保存」と書かれたポップアップが表示されたら、保存して閉じるか、または保存せずに削除します。
一斉棚卸をレビューして承認する
一斉棚卸は、Square データまたはSquare POSレジアプリからレビューして承認できます。
- Square データにログインし、[商品] > [在庫管理] > [在庫数] の順にクリックします。
- 対応中の一斉棚卸を選択します。[レビューを開始] をクリックします。レビューの集計が承認されると、カウントされていないバリエーションの在庫は0になります。レビュー用に送信せずにサマリーを確認するには、[キャンセル] > [集計サマリーを表示] の順にクリックすると集計が表示されます。
- 「結果をレビュー」画面で、すべての集計が正しいことを確認します。
- 一覧の内容を並べ替えるには、[並べ替え] をタップして、希望するオプションを一覧から選択します。一覧の情報は、「差異(件数)」または「差異(費用)」別に並べ替えることができます。また、アルファベット順に並べ替えることも可能です。
- 単位品目の集計を上書き変更するには、対象の単位品目を選択して [集計を上書き変更] をクリックします。次に、正しい集計数を入力して [完了] をクリックします。
- 未入力の商品を集計に追加するには、[在庫数] ビューに戻り、ステータスが「レビュー中」の集計をクリックします。[レビューを取り消す] > [確認] の順にタップすると、集計が「対応中」に戻ります。集計が「対応中」に戻ったら、iOSアプリを使って未入力の商品をカウントできます。集計が完了したら、この集計をもう一度レビュー用に送信します。
- すべての単位品目のレビューが完了したら、[確認] をクリックします。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- 表示された一覧で、ステータスが「対応中」となっている [一斉棚卸] をタップします。次に、[レビューを開始] をタップします。
- レビューの集計が承認されると、カウントされていないバリエーションの在庫は0になります。レビュー用に送信せずにサマリーを確認するには、[キャンセル] > [集計サマリーを表示] の順にタップすると集計が表示されます。
- 「結果をレビュー」画面で、すべての集計が正しいことを確認します。
- 一覧の内容を並べ替えるには、[並べ替え] をタップして、希望するオプションを一覧から選択します。一覧の情報は、「差異(件数)」または「差異(費用)」別に並べ替えられます。また、アルファベット順に並べ替えることも可能です。
- 単位品目の集計を上書き変更するには、対象の単位品目を選択して [集計を上書き変更] をタップします。次に、正しい集計数を入力し、[チェックマーク] をタップしたら、[完了] を選択します。
- 未入力の商品を集計に追加するには、[在庫数] ビューに戻り、ステータスが「レビュー中」の集計をタップします。[レビューを取り消す] > [確認] の順にタップすると、集計が「対応中」に戻ります。未入力のバリエーションを集計に追加するには、[カウントを再開] をタップします。集計が完了したら、この集計をもう一度レビュー用に送信します。
- すべての単位品目のレビューが完了したら、[確認] をタップします。
[確認] をタップする前に、すべての単位品目をレビューしてください。この操作は元に戻せません。在庫の一斉棚卸が承認されると、[在庫数] のステータスが「完了済み」になります。
循環棚卸を完了する
リテールPOSレジアプリから循環棚卸を完了するには、2つのオプションがあります。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- [在庫数をカウント] > [循環棚卸] の順にタップします。
- 画面上部の検索バーをタップして、該当するバリエーションを選択します。[続行] をタップします。
- [商品バリエーション] をタップし、数字キーで数量を入力したら、[チェックマーク] をタップします。
- すべての該当するバリエーションに、このプロセスを繰り返します。
- [次へ] > [確認] の順にタップします。
- リテールPOSレジアプリを開き、[在庫] > [在庫数] の順にタップします。
- [在庫数をカウント] > [循環棚卸] の順にタップします。
- 対応機種のバーコードスキャナーまたはiPad/iPhoneの内蔵カメラを使用し、商品をスキャンします。
- 同じ商品が複数ある場合は、1つずつスキャンするか、画面上の商品リストをタップして数字キーで数量を入力します。次に、[チェックマーク] をタップします。
- すべての該当するバリエーションに、このプロセスを繰り返します。
- [次へ] > [確認] の順にタップします。